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ヒメクサソテツハバチ  ハバチ科 ハバチ
学名はThrinax contigua Konow, 1885最近までHemitaxonus struthiopteridisが使われていましたが、シノニムのため学名の訂正がありました。分布は同属内で最も広く、ヨーロッパからシベリア、中国、日本にかけて分布しています
先輩のT氏からクサソテツのハバチの話を聞き、自宅にあるクサソテツを丁寧に探したところ太陽が照りつけるとどこからともなく7,8匹のハバチの訪問があった。5月3日 雄ばかりの訪問らしく、シダの新芽に止まるがいっこうに産卵の気配がない。日がかげるとどこかに姿を消し、日が当たるとまた訪れる。捕まえて腹部の先端をを見ると明らかにオスである。数日後メスが出現したが新芽の先端に生むものと思っていたが若葉の間にもぐりこんで産卵している。後日卵を見ると葉の表側に生みつけていた。幼虫の頭は黒く、ヒメクサソテツハバチに間違いないと教えてもらった。