丹波は日本列島の中央に位置し、年平均気温、降水量ともほぼ平均的な値を示している。
生物についても氷上回廊を境に東西の種類が共存している興味深い地域である。
また太平洋側と日本海側の生物がこの回廊を伝って移動していくことが知られている。
したがって生物相も豊富である
オオカワトンボ
(ni
(ニホンカワトンボ
)
翅の色は橙赤色の他に淡いオレンジ,無色の3タイプがある。
羽化後未成熟な個体はメタリックな青緑色をしているが、成熟すると青白い粉で覆われる。
♂は翅の縁紋が赤色,♀では白色であることで容易に雌雄を区別することができる。
本種は以前、ニシカワトンボとされていたが、最近のDNA鑑定により、オオカワトンボ(Mnais nawai)と同種と判明し、ニホンカワトンボ(Mnais costalis)となったようだ。
春早い時期から出現しハグロトンボが現れる7月ごろには姿を消す
。
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