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第3回定例自然観察採集会 龍蔵寺
龍蔵寺は歴史ある寺で中世には修験道の道場として栄えました。高仙寺、文保寺と並んで多紀三山のひとつに数えられ
た。

約50年ほど前動物学の野草教授とオサムシ堀に訪れたことが印象に残っています。
大阪にいた頃は苔むした崖を掘るとオサムシ類が出てきたものですが篠山では冬の越冬場所が朽木に多く、崖などにはほとんど見つけることができなかった。大阪の自然史博物館に居られ「海を渡る蝶」を執筆された日浦勇氏がその当時にオサムシの研究をされており、唯一たくさん越冬していた盃山の下に案内したことを思い出します。また河合雅雄先生が子供時代に龍蔵寺でホトケドジョウを取り、興奮したと言う話を聞き、ついホトケかナガレホトケかどちらでしたと聞いてその当時まだ分かれていなかったと一喝されたことを思い出します。
先日トイレをお願いにあがったとき、作業をされていた住職さんがいろいろな情報を丁寧に教えてくださいました。本堂にも案内をしていただき、境内の杉、ヒノキを使い、明るく、寒さにも、暑さにも快適に過ごせる工夫された立派な建物も見学させていただきました。夜間採集や野宿の許可も頂き、ルンルンでした。
山門横に大きな岩がありそこにびっしり着いたシダのヒトツバ、シシラン、地衣類のサルオガセの仲間、ハナゴケの仲間が並び渓流を覆う立派なモミジの木はすばらしいものがある。危惧種のミスジチョウがひょっこり顔を出してもいいような環境である。カゴノキが数本あり、丹波の名木に指定されたサルスベリがサルオガセをなびかせながら悠然と立っていた。