丹波は日本列島の中央に位置し、年平均気温、降水量ともほぼ平均的な値を示している。

生物についても氷上回廊を境に東西の種類が共存している興味深い地域である。

また太平洋側と日本海側の生物がこの回廊を伝って移動していくことが知られている。

したがって生物相も豊富である。


スプリングエフェメラル          春の儚いもの! (春植物)

可憐で美しいセツブンソウ、ユキワリイチゲなどの春植物が咲き始めると、昆虫の世界もにわかに忙しくなる。

可憐で美しいセツブンソウ、ユキワリイチゲなどの春植物が咲き始めると、昆虫の世界もにわかに忙しくなる。

ナガバノモミジイチゴにはビロードツリアブ、ハナアブの仲間たち、サクラが咲く頃になると春の姫君と称されるギフチョウが優雅な姿

を見せたものだが近頃その数も少なくなり限られた地域にしか見られなくなった。            

セツブンソウ

ギフチョウはカンアオイ、ミヤコアオイなどが生える里山と近くに恋の出会いのために頂上を持つ山が必要になる。 
 早春からほかの木々が葉をつけるまで十分光を受け、短い期間花をつけ、やがて姿を消し、次の春を待つカタクリなども
代表的な春植物である。 放置され高い木々が覆うような環境では育ちにくく、適度な人の手の加わった環境が必要で、
里山が姿を消しつつある現在、絶滅が危惧されている。

里山の林縁を注意深く観察すると、トラフシジミ、が翅を
太陽に向け、暖をとっている姿やモンシロチョウより
弱弱しく飛ぶツマキチョウを見ることができる。この蝶も
早春に短い期間で一生を終えるスプリングエフェメラルか・・