丹波は日本列島の中央に位置し、年平均気温、降水量ともほぼ平均的な値を示している。

生物についても氷上回廊を境に東西の種類が共存している興味深い地域である。

また太平洋側と日本海側の生物がこの回廊を伝って移動していくことが知られている。

したがって生物相も豊富である

ニホンカナヘビ  カナヘビ科


日本の固有種で、海岸近くの平地から1000m以上の山地まで広く生息する。

しかし一般には平地から低山地帯の範囲に多く、森林内よりも草地や林縁部のマント群落

などでよく見られ、生垣や植え込み等緑の多い郊外の宅地や、雑草の茂る空き地などでも

しばしば繁殖する。通常は昼間活動し(昼行性)、主として昆虫やクモ、ワラジムシなどの

陸生の節足動物を食べている。

校庭などでの自然観察では人気のある種で特に女の子が恐れずペットのように扱っているの

にいつも不思議に思っている。

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