丹波は日本列島の中央に位置し、年平均気温、降水量ともほぼ平均的な値を示している。

生物についても氷上回廊を境に東西の種類が共存している興味深い地域である。

また太平洋側と日本海側の生物がこの回廊を伝って移動していくことが知られている。

したがって生物相も豊富である

ニホントカゲ  トカゲ科
婚姻色の鮮やかなブルー、日向ぼっこしている様子を見るたびにヘルマンヘッセの

「車輪の下」で読んだころの感動がよみがえってくる。

全長15-27cm。幼体は体色が黒や暗褐色で5本の明色の縦縞が入る。

尾は青い。オスの成体は褐色で、体側面に茶褐色の太い縦縞が入る。繁殖期のオスは

側頭部から喉、腹部が赤みを帯びる。メスは幼体の色彩を残したまま成熟することが多い

草原や山地にある日当たりの良い斜面等に生息する。冬季になると日当たりの良い

斜面の地中や石垣等で冬眠する。食性は動物食で、昆虫類、クモ、甲殻類、ミミズ等を

食べるが、果実を食べることもある。

天敵はネコ、イタチ、アナグマ、ヘビなどの肉食動物である


参考文献      フリー百科事典『ウィキペディア

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