体長:6 5 mm 。全体灰禍色〜 褐色, 頚部は小さく複眼は突出する。
触角は奇形で複眼の下のみぞの中にかくされている。
前腿節は強大で脛節の先につめ1 本の鋭い爪がある。尾端に伸縮できる呼吸管が
ある。池沼の水中に生活し, よく灯火にも飛来する。
分布:本州・四国・九州・琉球・台湾・朝鮮・中国・アッサム〔3 2− 17 〕 l
兵庫県でもタガメが生息する地域は3,4箇所、絶滅が危惧される。
昔はたくさん居たそうだがゲンゴロウなどと同様激減している。
昔 灯火に飛来した個体を少し飼っていたがお尻からシュノーケルのようなもの
を水面に出し呼吸していた。
魚やカエルなどの小動物を捕らえ、針のような鋭い口を
突き刺して体液を吸う。
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篠山市東部の街灯に来て車に轢かれていた個体 |
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