20年ほど前、宇治田原の金胎寺に泊まったとき 早朝4時半ごろから板を叩く大きな音ででたたき起こされた。聞くと毎朝同じことが繰り返されているとのことでした。何回か通いつめオオアカゲラの写真を撮った。ここの神社の穴は古くキツツキの種類はわからないがアオゲラ、アカゲラ、オオアカゲラが考えられる。巣として使うわけでもなくまるで音を競っているようでした。キツツキの大量の穴についての記事が載っていたので紹介します。 |
四天王寺、一般には聖徳太子ゆかりの寺。しかしながら、その実態は、物部氏の聖地。一説に物部守屋の屋敷跡。死んでキツツキとなった守屋の亡霊が、四天王寺の堂宇を破壊しようと群れをなしてやってくると、それをふせぐために鷹となった聖徳太子の霊がキツツキを追い払うという。こちらも伝説。だがしかし、いまもなお鷹はあらわれるのだという。
引用文は『四天王寺の鷹』(谷川健一)からの引用です。
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薄暗く横に小川が流れこもれびのちらつく参道を行くと大きな杉、樅?の大木があり、鳥居をくぐると100年ほど前にタイムスリップしたような感覚になる。多様な植物が延々と引き継がれ、いろいろな生き物がはぐくんできた空間が暗くなりすぎ緑が少なくなっている。どんな神社、仏閣でも植物のジーンバンクであり、除草剤など使われないように願うばかりである。 |