子供のころ蛍の時期が来るとなたねの収穫後の枝をもって蛍狩りに出かけた。川沿いや竹藪に数匹飛んでいた。高校の一学期末考査の時寝屋川の友人宅で勉強する名目で数人が集まり過ごしたが散歩のとき水田の上を乱舞していて美しかった。そのころ蛍といえばヘイケボタルだった。ゲンジボタルは宇治に行かねば見られなかった。8月の31日 友と京都の愛宕山から帰る途中渓流に広い淵がありそこに無数の蛍が乱舞していた。最終のバスに乗り遅れトラックに拾ってもらい帰宅したので鮮やかに覚えているがヘイケボタルに違いないと思っている。ヘイケボタルの出現期は長い。ゲンジボタルが収束して少なくなったがヘイケボタルはもう少し見られると思う。 健在であってほしい。
|