カナプン ( コガネムシ科)
体長 23 〜 29 mm 。銅色・銅緑色または緑色。中胸突起は
長さと幅が等しく, ♂では,後胸板と腹部が縦にくばむ。
成虫は夏季にクヌギなどの樹液に集まる。緑色のものは
アオカナプンキに似ているが, 中胸柄と腹部のくばみで区別できる。
分布 本州・四国・九州・朝鮮
こどもの頃一番手に入りやすいこがねむしであった。クヌギの樹液に
何時見ても4・5匹はいてゴマダラチョウが黄色い口吻を伸ばして樹液
をすっていた。持ち帰り胸と腹の間に糸を結んで飛ばしていた記憶が
はっきりとよみがえる。最近ではほんとに少なくなった。 |
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アオカナブンと間違いそうなカナブン。後足基節が離れているのでカナブンである。アオカナブンは細長い。 |
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裏も美しい。金属光沢で構造色で角度により色が変わる。後基節が離れている。 |
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