丹波は日本列島の中央に位置し、年平均気温、降水量ともほぼ平均的な値を示している。

生物についても氷上回廊を境に東西の種類が共存している興味深い地域である。

また太平洋側と日本海側の生物がこの回廊を伝って移動していくことが知られている。

したがって生物相も豊富である。


最近 ミドリヒョウモンが少なくなってきている。草原性であるヒョウモンチョウ類は

里山が少なくなってきている今日全般的に減ってきている。その中でツマグロヒョウ

モンだけは例外で南方系で地球温暖化に恩恵をこうむっている。

北進を続けているナガサキアゲハ、モンキアゲハなどとともにミカドアゲハが

兵庫県に進出してきた。

食草はスミレ類である。