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丹波は日本列島の中央に位置し、年平均気温、降水量ともほぼ平均的な値を示している。
生物についても氷上回廊を境に東西の種類が共存している興味深い地域である。
また太平洋側と日本海側の生物がこの回廊を伝って移動していくことが知られている。
したがって生物相も豊富である |
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前翅長:20 mm 内外。暗褐色, 前翅には数本の不明りょうな波状帯があり,
後翅は外半部に多くの黄斑がある。♂ ♀に大差はないが, ♀ の前翅中央の
波状帯は白色をおび太く明りょう。幼虫はナラ・クヌギ・カシワ類を食べ,落ち葉を
つづってその中 で終齢幼虫で越冬, 翌春早く蛹化してまもなく羽化する。
成虫は4 月に出現し陽だまりの落ち葉などによく止まる。
昆虫採集を始めた頃はツマキチョウ、コツバメなどと並んで集め難い。
昆虫採集は夏から始めることが多く生態を調べ狙った通り採集できたときは
うれしかった。
分布:日本本土・佐渡・対馬・朝鮮・満州・シベリア東部・中国 |
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