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丹波は日本列島の中央に位置し、年平均気温、降水量ともほぼ平均的な値を示している。

生物についても氷上回廊を境に東西の種類が共存している興味深い地域である。

また太平洋側と日本海側の生物がこの回廊を伝って移動していくことが知られている。

したがって生物相も豊富である
オオムラサキ   タテハチョウ科
50年以上前のことになるが枚方周辺でオオムラサキが確認できるのは

京都の男山八幡宮か対岸の小塩山であった。樹液にきて翅を閉じたり

開いたりしている姿は息を呑む一瞬であった。捕らえたとき、 スズメ

を捕らえたような感触は今でも鮮明に残っている。 篠山では数箇所、

幼虫の確認はできているが丹波市では見つかっていない。成虫は年に1回だけ

6〜7月に発生し、 花の蜜は吸わず、クヌギやコナラといった広葉樹の

樹液などに集まる。

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