| 昆虫 チョウ 春から初夏の蝶
 
 篠山市内で見られるチョウは61種(別表)丹波地方での1995年以前の報告で
 約70種と比較して少なくなっている。篠山市だけ振り返ってみてもクロヒカゲモ
 ドキ、サカハチチョウ、など見られなくなった種も増えている。最近チョウの減少
 が目立つが草原の減少、農薬、温暖化など要素はいろいろある。春 寒さが緩む4月
 陽だまりにはビロードツリアブが枯れ葉に止まったり、ホバリングをして春の到来
 を告げる。やがてコツバメが訪れ、石の上などに止まり、翅を太陽の方にむけ、暖を
 取とっているように見える。この姿勢はトラフシジミなどにも見られが早春にだけ見
 せる光景である。
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