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ミヤマカワトンボ    カミキリムシ科

昆虫

チョウ

春から初夏の蝶


篠山市内で見られるチョウは61種(別表)丹波地方での1995年以前の報告で
約70種と比較して少なくなっている。篠山市だけ振り返ってみてもクロヒカゲモ
ドキ、サカハチチョウ、など見られなくなった種も増えている。最近チョウの減少
が目立つが草原の減少、農薬、温暖化など要素はいろいろある。春 寒さが緩む4月
 陽だまりにはビロードツリアブが枯れ葉に止まったり、ホバリングをして春の到来
を告げる。やがてコツバメが訪れ、石の上などに止まり、翅を太陽の方にむけ、暖を
取とっているように見える。この姿勢はトラフシジミなどにも見られが早春にだけ見
せる光景である。

ツマキチョウ ビロードツリアブ
ミヤマセセリも林の周辺の小道などに羽を広げて静止する。やがて菜の花が咲き出すと、
モンシロチョウより少し小さく弱弱しい飛び方をするツマキチョウが姿を見せる。前翅の
先端(ツマ)がとがり、オスでは黄色の目立つ斑紋がある。桜の花が終わるとやがて姿を
消す。春といえばギフチョウが思い浮かぶが姿を消してしまい今では少し報告がある程度
で探索はしているが見つからない。成虫越冬のキタテハ、ルリタテハ、アカタテハ、
テングチョウ、モンシロチョウは天気がよければ早春から姿を見せる。 5月に入り
キリシマツツジが咲くころになるとカラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハが美しい羽を
拡げ楽しませてくれる。
ギフチョウ カラスアゲハ

またタニウツギが咲き出すと以前よりまして訪れてくれる。アオバセセリがタニウツギ
やネギボウスに吸蜜にくる。アオスジアゲハはネギボウスやヤブガラシの花が好物らし
く頻繁に訪れる。

アオバセセリ ホソバセセリ


6月ごろになるとヒョウモンチョウ類の羽化が始まり新鮮な個体を見ることができる。近頃
 以前多くいたミドリヒョウモンに変わりツマグロヒョウモンがヒョウモンチョウ類の大半
を占めるようになった。ほかのヒョウモンチョウは年一回の発生であるが4・5回発生するこ
とで4月から11月ごろまで引き続き見ることができる。さらに北上続けている。またゴマ
ダラチョウやテングチョウの羽化仕立ての新鮮な個体が見られ、ゼフィルスと呼ばれるミド
リシジミやアカシジミが梅雨の合間の天候のよいときに朝夕、華麗の飛翔を見せてくれる。
国蝶のオオムラサキも樹液に姿を見せてくれる。


オオムラサキ ヒオドシチョウ


7月になると夏型のアゲハチョウの仲間は春型より一回り大きい体で現れる。ベニシジミ
のように黒い部分が多くなり、キチョウなどの斑紋が太く大きくなる。一般的な夏型の
特徴のようだ。この頃になると山の林縁の草地でジャノメチョウがとび、山林ではサト
キマダラヒカゲ、ヒカゲチョウが樹液を訪れ、ヒメウラナミジャノメは木陰で、アオス
ジアゲハはヤブガラシの蜜を吸いにくる。8月になると昆虫は少なくなり、南方系の
モンキアゲハが黄色い斑紋を翻しながらオニユリやノアザミの花を訪れる。やがてウラ
ギンシジミが目立つようになると夏の昆虫の時期も終わりに近づく。
モンキアゲハ キアゲハ
アサギマダラ ヒメアカタテハ
ウラナミシジミ ツバメシジミ

ツクツクホウシが鳴きはじめ、9月に近づくと、秋型のキチョウやセセリチョウの仲間が
ハギの花に集まり、いろいろなハナバチも加わって再びにぎやかになる。
翅が痛み弱ってきたモンキアゲハなどのアゲハチョウ類が交通事故で道路に落ちているの
を見かける機会が多くなる。ウラナミシジミ西から移動し、マメ畑の上を飛ぶようになり、
秋型のアサギマダラがヒヨドリバナや特に大好きなフジバカマを見つけて飛来する
。ヒメ
アカタテハがキクやコスモスの吸蜜に訪れ、朝露にぬれながらしがみついているキチョウ
やアカネトンボ類を見かけるようになると冬の到来となる。

別表
チョウ目 アゲハチョウ科 アオスジアゲハ
アゲハチョウ科 オナガアゲハ
アゲハチョウ科 カラスアゲハ
アゲハチョウ科 キアゲハ
アゲハチョウ科 ギフチョウ
アゲハチョウ科 クロアゲハ
アゲハチョウ科 ナガサキアゲハ
アゲハチョウ科 ナミアゲハ
アゲハチョウ科 ミヤマカラスアゲハ
アゲハチョウ科 モンキアゲハ
ウラギンシジミ科 ウラギンシジミ
シジミチョウ科 アカシジミ
シジミチョウ科 ウラギンシジミ
シジミチョウ科 ウラゴマダラシジミ
シジミチョウ科 ウラナミシジミ
シジミチョウ科 オオミドリシジミ
シジミチョウ科 コツバメ
シジミチョウ科 ツバメシジミ
シジミチョウ科 トラフシジミ
シジミチョウ科 ベニシジミ
シジミチョウ科 ミズイロオナガシジミ
シジミチョウ科 ミドリシジミ
シジミチョウ科 ムラサキシジミ
シジミチョウ科 ヤマトシジミ
シジミチョウ科 ルリシジミ
ジャノメチョウ科 クロヒカゲ
ジャノメチョウ科 コジャノメ
ジャノメチョウ科 サトキマダラヒカゲ
ジャノメチョウ科 ジャノメチョウ
ジャノメチョウ科 ヒカゲチョウ
ジャノメチョウ科 ヒメウラナミジャノメ
シロチョウ科 キタキチョウ
シロチョウ科 スジグロシロチョウ
シロチョウ科 ツマキチョウ
シロチョウ科 モンキチョウ
シロチョウ科 モンシロチョウ
セセリチョウ科 アオバセセリ
セセリチョウ科 イチモンジセセリ
セセリチョウ科 キマダラセセリ
セセリチョウ科 コチャバネセセリ
セセリチョウ科 ダイミョウセセリ
セセリチョウ科 ホソバセセリ
セセリチョウ科 ミヤマセセリ
タテハチョウ科 アカタテハ
タテハチョウ科 アサマイチモンジ
タテハチョウ科 イチモンジチョウ
タテハチョウ科 オオウラギンスジヒョウモン
タテハチョウ科 オオムラサキ
タテハチョウ科 キタテハ
タテハチョウ科 ゴマダラチョウ
タテハチョウ科 コミスジ
タテハチョウ科 コムラサキ
タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン
タテハチョウ科 ヒオドシチョウ
タテハチョウ科 ヒメアカタテハ
タテハチョウ科 ミスジチョウ
タテハチョウ科 ミドリヒョウモン
タテハチョウ科 メスグロヒョウモン
タテハチョウ科 ルリタテハ
テングチョウ科 テングチョウ
マダラチョウ科 アサギマダラ
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